English-Rakugo
English-Rakugo
English-Rakugo What is Rakugo Books English-Rakugo
English-Rakugo Performer BBS English-Rakugo
English-Rakugo Performance Mail English-Rakugo
English-Rakugo Infomation Toppage English-Rakugo
English-Rakugo
English-Rakugo
English-Rakugo
Star Cruises Star Cruises Star Cruises
Singapore Tour 2000

2000年8月27日から9月3日までシンガポール、およびシンガポールから出航してマレーシアまで移動する豪華客船STAR CRUISESでの船上公演を行った。

Join Us For A Japanese Comedy Show in English!
Rakugo is a popular form of comic monologue in which a story-teller creates an imaginary drama through episodic narration and skillful use of vocal and facial expressions to portray various characters.

Date Time Venue
28 August 3:00-4:30pm Geylang East Community Library
28 August 7:00-8:30 Marine Parade Community Building
29 August 3:00-4:30 Bukit Merah Community Library
29 August 7:00-8:30 Taropines Regional Library


STAR CRUISES船上公演

STAR CRUISESはでかい船だ。全長268メートル、幅32メートル、そしてナント中は13階建てになっている。もちろん、あちこちにエレベーターがあり、メンバー全員行き先に迷っては涙する。私たちが英語落語を公演した、The Lidoという大劇場(934席)の他に、小劇場、Galaxy of the Stars(384席。英語落語は、むしろこっちでよかったのに)もある。メインは合法のカジノで、カードからルーレットまで全てのギャンブルが楽しめる。巨額の札束が飛び交う中、私たちもかわいく賭け事に興じる。残念ながら、カジノ内は撮影禁止のため写真がないが、ラスベガス並みの豪華絢爛ぐあい。
豪華客船STAR CRUISESは、一つの街になっている。19のレストラン、ショッピングセンター、写真館、免税店、医療クリニック、クリーニング屋、図書館、麻雀ルーム、展望台、映画館、託児所、ゲームセンター、美容院、クラブ、カラオケ、スポーツジム、甲板にプール、ゴルフ練習場、バスケットコート、カフェ、バー、アイスクリーム屋まで、とにかくキリがない。海上を移動する、ちいさな街だ。だんだん、近所の人とも仲良くなってくる。いつもプールのジャグジーで会う人と話をするようになる。なじみの店で店員と声をかけあうようになる・・・、街だ。病人や犯罪者のいない街。うれしい。楽しい。ゴージャス。

通常、こういうタイタニック系の巨大客船には長旅の客が多く、何週間も乗船していても飽きないように多くのエンターテイメントがあるらしい。劇場やクラブでの催し物も、なんと日替わり。そのため、各国から多くの芸人が乗船している。音楽のバンドも、ロック、ジャズ、クラシックなどバラエティにあふれている。エンターテイメントでは、大道芸人、各種のダンサーグループ、漫才グループ、コントグループ、ミニサーカス、ピエロ軍団、ああ、どこからどう見ても落語だけ地味。芸人は日替わりのため、どこかの港に寄港するたびに入れ替わったりする。私たちも、乗船していたのはたったの3日間。でも、日替わりエンターテイメントだから、3日間で公演はたったの1回ということ。これまでのハードスケジュールを考えれば、ごほうびみたいな仕事だ。いろいろな国のエンターテイメントが楽しめ、各国の料理が味わえる。実は、たったの3日間ではすべての施設を使いこなし、すべてのレストランを食いつくし、すべてのエンターテイメントを堪能することはできない。それがちょっと残念だった。
8月30日の夜10時に英語落語の公演はスケジュールされていた。その前はビンゴゲームが行われており、その前はロシアのトップレスダンスだった。トップレスダンスとはいっても本物のダンサーが数十人、豪華絢爛に踊りまくる。
衣装も次から次へと早変わりし、プロの仕事であることを痛感する。大島と和女姉さんの楽屋は彼女たちの楽屋のすぐ隣だったので、その様子がとても良くわかった。後にみんなしてダンサーの衣装を借りて、記念撮影をしたりなんかする。もちろん、彼女たち本人は撮影禁止のため、写真がないのが残念。ちなみに、劇場The Lido内も撮影禁止のため、英語落語の様子がまったく写真に残せなかった。残念。こうしてみると、私たちはただ船上ではしゃいで遊んでいるだけみたいだ。ちゃんと仕事したのに。くやしいので、あとでThe Lido客席の様子をこっそり撮ってみた。と思ったら、急遽写真が一枚でてきた。英語落語のあと客を舞台に上げて「風船藻草」のゲームをしている場面だ。このゲームをしている間、三味線の和女お姉さんが着物のまま、急いでカメラを持って客席へ回り、こっそり撮ったものだという。
英語落語の公演は、上々の評判だった。なにせ逃げ場のない船上で、2000人の閉じ込められたリゾート気分の客が相手だ。笑わせられなかったら、おかしい。通常の公演よりも持ち時間が少なかったため、かなり密度の濃いコンパクトな公演となった。
観客の出身地などがバラバラなのが、この船上公演の特徴。この船には様々な国の人が乗っている。しかもどの国にも属さない海域にいるために、まさに無国籍、無法地帯だ。笑いの起きる箇所もバラバラだったりなんかして、とても楽しかった(別に、バラバラと小さく笑っているという意味ではない。むしろ、笑いのおきる回数は多いくらい)。公演後につらかったのは、どこへ行っても誰かに声をかけられること。2000人の乗客のうち、900人くらいが英語落語を見ているのだ。どんなに広くてでかい船でも、限られたスペースに2000人が住んでいて、その半数近くが英語落語を観ているのだから、避けられない。地方の隔離された小さな村に住むとこんな感じなんだろうな、と思った。
ちなみに、今回は船上公演だけでなく、シンガポール国内でも公演を数回行っている。昨年1999年シンガポール公演の好評につき、アンコール公演という感じだ。シンガポールでは二日間続けて二回公演ずつをこなし、暑い中忙しかった。
忙しいなか、体にムチを打って観光、食い倒れに挑戦する。暑いからインド料理、暑いから北京ダック、暑いからドリアン、と無秩序にシンガポールを食いつくし、仕上げにシンガポールスリング。シンガポールスリング発祥のホテル、この国で最も古くて由緒あるラッフルズ・ホテルにはロング・バーという有名なバーがある。ここでシンガポール・スリングが1915年、生み出されたのだという。そこで、わざわざこのロング・バーでシンガポール・スリングを飲んでみた。うまい。翌日からの、船上公演に気合いが入る。
English-Rakugo
Copyright 2002 Kimie Oshima