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英語教育
英語教育
2003年8月
英語で遊ぼう、英語を遊ぼう
英語でRakugoを!

Rakugo事始め
1997年より、英語落語の海外公演を世界各国で毎年行ってきました。日本の伝統話芸である落語を英語に作りなおし、落語家たちに英語の特訓をし、完成させていきます。もともとは異文化コミュニケーションの研究の一環として、コミュニケーションにおけるユーモアの効果について調査していたのがきっかけです。それが発展し日本のユーモアや文化を会話スタイルで伝える落語を海外に紹介するようになったのです。当初の目的は、日本文化を笑いを通してより効果的に海外で紹介する、というものでした。この目的そのものは、期待以上に世界各地で達成されつつあります。これまで日本人に対して持っていたとっつきにくい印象を取り払い、理解しがたいと思っていた習慣や文化を好意的に受け入れることができた、などの意見が多くアンケートに見られました。
ところが最近では、国内での公演依頼が増え、英語教育の一つの新しい方法として考えられるようになりました。ほとんどが会話形式で話がすすむ落語はわかりやすく、英会話のよいモデルとなります。また、笑い話であることから、オチで笑えるように聞いている方の集中力が非常にあがるということがわかってきました。そして何よりも、演じている落語家たちの英語力まで向上しているのです。演じているのは、私自身以外は現役の落語家たちです。当然、彼らに英語のバックグラウンドはありません。「英語ができていたら、落語家にはなっていなかった」と言うようなメンバーです。
最初のうちは、落語家も全員ただ必死で丸暗記し、それにしぐさを合わせて演じているだけでした。ところが、2,3年たったころから彼らの日常会話に変化が起き始めました。海外公演でよく外国へ行きますが、それまでひたすらおとなしく何もいわずに私についてきていた落語家たちが、自由に現地で話し始めたのです。ホテルでカギを失くしたとき、レストランで注文するとき、自分たちで英語を駆使して解決するようになってきたのです。これには、驚きました。英語など一言も知らなかった彼らなのに、です。主に彼らが使っているのは、自分の持ちネタにでてくるセリフです。状況に合わせて少しづつ変えて、話の中の架空のセリフとしてではなく、現実の英語社会で使っているのです。とても興味深い結果が出たと思います。
さて、そんな英語落語ですが、海外での評判は上々です。世界各国、多くの国や地域から公演依頼をいただき、とても周りきれないほどです。これまでにすでに20〜30ほどの古典落語、新作落語を英語に作り変えましたが、その中でも最もうけのよい話を一つご紹介しましょう。日本でもよく知られている話、「つぼ算」です。何かの機会に英語で外国人を笑わせたい!というときに使えるよう、簡単に覚えられる短いバージョンでお届けします。
A clever man went to a shop who sells a small pot for 3 dollars and 50 cents, and a large pot for twice as much, 7 dollars. The clever man cut the price down to 3 dollars and bought the small pot. After a while, he came back and said he wants the large pot. He asked the store manager,
"The large pot costs twice as much, doesn't it?"
"Yes, ...you are good at shopping. OK, it is 6 dollars for you."
"Now, how much would you take this small pot back for?"
"Well, you just bought it a minute ago. I'll take it back for 3 dollars."
"Good, and you still have 3 dollars I gave you a minute ago?"
"Yes, it is still here, I have 3 dollars."
"Then, I give you this pot which is 3 dollars, so the total is 6 dollars."
"Ah, yes, sure it is."
"Good, then I'll take this large pot."
"Thank you very much!"
ある賢い男が、小さい壷を3ドル50セント、大きい壷をその倍の7ドルで売っている店に行った。賢い男は小さい壷を3ドルに値引きさせ、小さい壷を買った。しばらくして、その男は戻ってくると、大きい方の壷がほしいと言った。男はその店主に聞いた。
「大きい壷は倍の値段だったな」
「ええ…、お客さん買い物がうまいですね。わかりました、6ドルでいいですよ」
「で、この小さい壷はいくらで引き取ってくれる?」
「ああ、ほんのさっき買ったところですからね。3ドルで引き取りますよ」
「よかった。で、ほんのさっき渡した3ドルはまだ持っているな?」
「はい、まだここに、3ドルあります」
「じゃあ、この3ドルの壷をお前に渡して、それで合計6ドルになるな」
「あー、ええ、確かにそうですね」
「よかった。じゃあこの大きな壷をもらっていくぞ」
「ありがとうございましたー!」

落語をRakugoに変身させる!
ゴロがいい、ということも落語では重要です。ポンポンポン!と勢いよく話すことによって、面白みも増します。この勢いある面白さを、英語でも殺さないようにするためには工夫が必要です。例えば、「持参金」という古典落語の中に嫁にもらってほしい女性を説明する箇所が出てきます。日本語では、こんな風でした。
「美人ってほどでもないけど、まあ、色がくっきりと・・・」
「白い?」
「くっきりと黒い」
「はあ、そうですか」
「その代わり、背がスラーっと・・・」
「高い?」
「低い」
「へえ」
「顔はおでこが突き出てる代わりに、鼻が内側へ遠慮してる。転んでも鼻は打たないですむってわけだ。目は小さいけど、口は大きい!炊事洗濯お茶お華は半人前だけど、飯は4人前は食う。人にちゃんと挨拶はできないけど、余計なおしゃべりはいくらでもできる。仕事は遅いが、寝るのは早い。ところがこの女に、ひとつだけ欠点があるんだなあ・・・」
「まだありますか」・・・
これを、こんな英語にしてみました。
"She is not really all that beautiful, but, her skin is..."
"Snow white?"
"Chocolate brown."
"Oh."
"But, her body figure is..."
"Tall and thin?"
"Short and chabby."
"I see."
前半の方はこのように、日本語ではただ「白い」となっていたところを、英語のテンポの良さを生かしてsnow white(雪のように白い)としました。すると、次もそのテンポに合わせた方がいいですよね。そこで「くっきりと黒い」の英語版としてchocolate brown(チョコレートのように茶色い)を使いました。ここまでせっかくテンポよくきたのですから、続きもこのテンポを崩したくないところです。背がスラーっと高い、という表現をtall and thin(高くて細い)として、逆の表現の「低い」をshort and chabby(低くて小太り)としました。リズムもいいし、chabbyは愛嬌のあるかわいい言葉です。ある女性のことを話しているのですが、あまりひどい言い方ばかりだと、嫌な気分になりますから、この言葉でちょっとホッとできるのです。さて、続きはこうです。
"Her forehead is sticking out but her nose hesitates to stick out. So when she falls, her nose won't get hurt. Her eyes are small, but her mouth is big! She does cooking, washing, tea ceremony and flower arrangements, all these kind of thing only half of a woman, but she eats four times of a woman. She is not good at communicating with people, but she talks a lot. She is slow at work, but fast at falling sleep. However..., there is only one fault with this woman."
"...You mean, one more fault."
英語のポイントはher mouth is bigの箇所で、ここでは口が大きいという意味ですが、big mouthといえば「おしゃべり」という意味にもなるので、あとのよくしゃべる、という所にもかかってくるのです。これは英語表現ならでは、ですね。最後の「しかし・・・、この女にたった一つ欠点があるんだ」に対する日本語は「まだありますか」とさらりとしたツッコミになっています。このまま英語にすると、ちょっとインパクトが弱い言葉ですね。ツッコミをより強調させるために、one more fault(さらにもう一つ欠点が)と言わせることにしたのです。"...You mean, one more fault."で、「…っていうか、もう一つってことでしょ」というニュアンスです。この方が、断然おもしろくなります。
このように、英語の特性を生かしながら、落語の面白さを殺さないように(むしろより面白いものになるように)英語を作っていきます。「落語を翻訳するのはとても難しいでしょうね」とよく言われますが、実際には「翻訳している」という意識はほとんどありません。かなりクリエイティブな創作活動だと思っています。それだけに、やりがいのある仕事です。そもそもが笑い話の落語とはいっても、直訳しただけでは、面白いものはできません。面白いものにしなければ、日本の落語の評価が下がってしまいますから、さまざまな工夫を凝らしています。欧米の観客は飽きっぽく、ユーモアのテンポが速いですから、落語の笑いの密度も高めなければ一席もちません。もともとの落語にはない、英語のシャレやくすぐりを入れて笑いどころを増やすことは必須です。また、欧米の観客は笑い出すのが早く、オチ(もしくはpunch line)の少し前で聞く前に笑うことがあります。ユーモアが浸透している文化圏ではユーモアのステイタスが高く、「ユーモアを理解することは、頭の回転が早く知的活動に優れている」という認識から、オチを予測して笑うのです。これには、最初のうちは落語家一同とまどったものです。欧米だけでなく、これまでにもシンガポールやマレーシア、タイなどのアジア圏でも英語落語公演をしてきましたが、やはり各国の反応の違いは面白いものです。これからも、この活動をますます発展させていきたいと思っています。

セブ島公演 ←セブ島公演の冒頭で、観客と架空のキャッチボールをする大島。落語に必須な想像力の練習をさせる。
日経新聞 日本経済新聞(夕刊)
2003年(平成15年)7月15日(火曜日)
語学

初めて会った人にも、英語で自分をアピールするコツを学ぶ
自己PRの下手な日本人が、英語で自己紹介をしようとすると、悲惨な状況に陥ってしまう。そうなる前に読んでおきたいのが、外国人との会話を盛り上げるコツを盛り込んだこの本だ。著者の大島希巳江さんは『世界を笑わそ!』などの著書で知られる国際コミュニケーションの専門家。具体的な英語表現だけでなく、姿勢や考え方も網羅した実用書になっている。

『自分を印象づける英語術』大島希巳江・著
研究社 定価1300円(税別)7月28日発売

セントルイスの小学校 ←アメリカ、セントルイスの小学校で学校寄席。体育館の床に座っているのは、小学2年生120人。大変な盛り上がりで、舞台に出てきてやたら参加したがる元気っ子たちでした。
COMZINE
COMZINE
2003.6月号
かしこい生き方のススメ
第1回 大島希巳江さん

「ユーモアは相手に話を聞いてもらうためのひとつの技。メッセージも強烈に伝わります」

話の面白い人とそうでない人がいることは、何となく気づいている。だが、それが仕事のできる、できないにまで影響を与えているとしたら笑えない話だ。ユーモアを軸にコミュニケーションの研究を行う社会言語学者の大島希巳江さんに、「ビジネスにおけるユーモアの効用」について話を伺った。

営業成績とユーモアのセンスは比例する

−− まずはコミュニケーションにおけるユーモアの役割は何だとお考えですか?

大島:一言で言うとやっぱり潤滑油ですね。コミュニケーションを一層スムーズにするものです。 ユーモアは、相手によりよく話を聞いてもらうためのスパイス、香りづけもできるごま油のようなものです。自分が笑った状態というのは記憶に残りやすいので、普通に言うよりはメッセージをより強烈に伝えることが出来ます。 そういう意味で、大事なことこそユーモアを交えて言ったほうが相手に伝わりやすいし覚えていてくれるという効果があります。それに、面白い話のほうが長時間聞いていられるし、質問もしやすいものです。 私は大学で90分の講義をしますが、学生がその時間ずっと集中するのは基本的に無理です。だから、授業では3回くらいは笑わせるように準備していきます。

−− 今、会社を辞めるときの一番の理由は「人間関係」だそうです。コミュニケーションの齟齬だけが原因というわけではありませんが、もっと意志の疎通ができたらと感じているビジネスマンは多いのではないでしょうか?

大島:海外でももちろんそういう人がいます。そんな風にコミュニケーションがうまく行かない人は、ユーモラスな小物を使ったりするんですね。 例えば、比較的地位が高く、普通にしていても仏頂面なので、部下からは話しかけにくいと思われている人がいました。それに悩んでいた本人は、自分の机の上に「猛犬注意」という札を貼ったそうです。それによって、周囲の人には「あの人はおっかない顔しているけれど、そう思われていると本人も分かっていて、それを残念がってるんだな。しかもあんな札を貼るところを見ると、そんなに堅物でもないんだな」というメッセージが伝わったわけです。こういうのはなかなか良いアイデアだと思います。 この「猛犬注意」のように自分をネタにした笑いは、日本人にも受け入れやすいはずです。馬鹿な話、例えば自分の失敗話をすると相手が安心してくれる。人間って対抗意識とかプライドのようなものがあるから、最初からあなたより上よと優位に立とうとすると、すごくタイトなコミュニケーションになってしまう。だけど笑える失敗話から始めると、気楽な気持ちになるんですね。

「笑われる」のではなく「笑わせる」

大島:でも実際には、自分の欠点や失敗話を言える人のほうが能力が高いんですよ。自分のだめなところを言えるというのは、欧米では自信の裏返しと見られている。どうぞ私の欠点を笑ってちょうだい、でも私は他にこんなに自信のあるところがありますよ、というわけです。 「人に笑われる」のと「人を笑わせる」のとはまったく違うことです。「笑わせる」というのはサービス精神の一つですから、すごく前向きなことで、欧米ではユーモアがないとサービス業は絶対に出来ないと言われています。サービス精神のある人には必ずユーモア精神が宿っている。

ユーモアを知っている営業マンは成績がいい

−− ビジネスにおけるユーモアの効用を証明するようなリサーチをされたとのことですが、お聞かせいただけますか?

大島:ある生命保険の営業の方100人くらいに調査をしました。アンケートではお客さんを笑わせる努力をしているとか、お客さんと話す時に常に1回や2回は必ず笑わせているとか、そんなことはしない、とかを5段階で選んでもらいました。結果から言うと、お客さんを笑わせる努力をしている人のほうが圧倒的に営業成績が良い。はっきりとグラフに出ました。商品の知識があることや時間を守るというビジネスマンとしての基本を備えていることは大前提ですが、それにプラスして、笑わせようというサービス精神を持っていることが深く関係しているということです。
その中でも、ユーモアに関心がある何人かにインタビューしたら、例えば「自分通信」みたいなものを作っている人がいるんですよ。中身は、冬だったら風邪をひいたら生姜湯がオススメとか言ってレシピや手書きのイラストがあったり、居酒屋トークに使える雑学なんかがあるんです。それを毎月書いてお客さんに配っているんですって。それで、彼の印象というのはすごく強められる。今どき手書きなんですが、その方がアットホームな感じがするって評判が良いそうですよ。
こういう遊び心があることをやっている人の方が圧倒的に成績が良くて、ユーモアはビジネスに全く関係ない、という人は成績が低い。でも本人達はその関係に気付いていない。日本では今のところ、ユーモアの効果というものは良くも悪くも無意識なんですよね。逆に言えば、意識的にやることである程度の効果はあると思います。
−− 海外には「ユーモアコンサルティング」というビジネスが存在するという話を聞いたことがありますが、ということは、ユーモアというものはあとから意識して身につけることができるということですね。

大島:そうですね。コミュニケーションの一つの技術くらいに思っても構わないと思います。根本的に性格がおもしろい人間ではなくても、出来ることです。先ほどの「猛犬注意」の例でも、人格は変わっていないけれども、それを置くだけで周りの対応がすごく変わります。だから欧米の人は意識的にやるわけです。アメリカの大統領だって、スピーチのときには必ずユーモアの専門家をスタッフに入れている。ユーモアのコンサルタントはビジネスコンサルタントなんです。
こんな例があります。 車の修理屋さんで、男性のお客さんは修理する様子をずっと見たがるそうです。でも、修理屋さんは邪魔だからそれをすごく嫌がる。そこでユーモアコンサルタントが、料金表の看板を提案したんです。レギュラーは1時間45ドル、お客さんが見学する場合は1時間60ドル、いくつか続いて最後に、お客さんがお手伝いする場合は百何十ドルって高くなる。もちろん冗談ですが、そういう料金表を貼っておくと、お客さんは「邪魔だから帰ったほうがいいんだな」と察して出て行ってくれる。 もうひとつ。クレジット会社で支払いをしてくれない顧客がいる。何度督促状を送っても埒が明かない。そこで請求書にこんな一文を載せたそうです。 「僕はコンピュータです。あなたが支払いをしていないのは、今は僕しか知りません。でも10日以内に支払ってもらえない場合は、人間に言いつけます」。 このクレジット会社では支払い率が90%向上したそうです。 ご存じのように顧客対応っていうのは難しくて、クレームに対してうまく対処しないと怒らせてしまうことになりかねない。それをちょっとユーモラスに、お客さんが苦笑いして受け入れてくれるようなやり方をすれば、お客さんとの関係もうまく保ったまま、こちらは面倒を避けられるという効果があります。ユーモアがビジネスに役立つという分かりやすい例ですよね。

持ちネタを身につけろ!

−− ただ、私達が今すぐにユーモアを取り入れるのはちょっとハードルが高いような気がします。こういうことからスタートしてみたら、というアドバイスをいただけませんか?

大島:そもそも話すことがあまり得意ではない人に、いきなりおかしなことは言えない。だから小物を使う、小物に工夫をすることは悪くないと思います。 例えば、私はアタッシェケース型の名刺入れを持っていて、それを出して名刺交換をするだけで、「それ、面白い形ですね」と話のきっかけが生まれます。 もう一つは、「持ちネタ」を用意しておくこと。自分が失敗したとかいった面白い話を用意しておいて、その話だったらとりあえずすらすら話せるように暗記してしまう。技だから多少誇張があってもいいんです。みんなが興味を持てるような、この話をすると必ずみんながエーッて言うような話、私はそれを「自分エピソード」と呼んでいるんですが、それをいくつか用意しておく、ということを第2ステップとして提案しています。

−− 大島先生は、英語で落語を演じるという活動をなさっていますが、どんなものか簡単にお話しいただけますか?

大島:英語落語は97年頃からやっています。コミュニケーションには笑いとユーモアがあったほうがいいというのを国際学会で発表しようとしたら「でも、そもそも日本人ってつまらない人種じゃない?」と周囲の外国人に言われたんですよ。それで、日本人の面白いところをガツンと見せてやらなければ、それには落語だ!と思ったのがきっかけです。
コミュニケーション研究の点から言うと、日本文化を伝えるのに非常に役立ちました。真面目くさって日本の習慣を解説しても外国人には「変な習慣」と反感を買うこともある。それを落語みたいな面白おかしい話でやるとゲラゲラ笑いながら、日本人ってそうなんだと覚えて帰ってくれます。しかも嫌悪感を持たないで聞いてくれるんですよね。例えば日本人がラーメンやうどんを音を立ててズルズル食べるのも、他の文化ではものすごく嫌がる。けれど落語でそれをやると、食べてもいないのによくそんな音が出るなとみんな大喜び。笑いながら聞いていると大らかになっていて受け入れ方が違うんですよね。 欧米ではユーモアとか笑いを持っていることが大事とされていて、それが日本人にはないと思われていたから、日本人は面白いし、ユーモアをないがしろにしていないんだ、ということを分かってもらえてすごくよかったと思っています。

インタビュア 飯塚りえ

大島希巳江 (おおしま・きみえ)
1993年コロラド州立大学ボルダー校卒業。国際コミュニケーション修士。教育学(社会言語学)博士。現在は文京学院大学外国語学部英語コミュニケーション学科講師。 専門分野は、異文化コミュニケーション、ユーモア学。NHK国際放送局で「Hello From Tokyo」にレギュラー出演中。著書に「世界を笑わそ!Rakugo in English」(研究社)、「知ってる単語で英会話!」(ジャパンタイムズ)など。 1997年より英語落語のプロデュースを手掛け、以来現役の落語家とともに毎年国内外で英語落語を「巡業」公演している。

ワシントン大学 ←アメリカ、セントルイスのワシントン大学でワークショップ。特に今回は音楽の授業を専攻している学生に三味線、太鼓、笛などを教えることをしてみました。やはり、彼らには相当難しいらしいようです。
English-Rakugo
Copyright 2002 Kimie Oshima