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米公演パンフレット 米公演パンフレット
What is Rakugo?

Rakugo can be best described as Japanese "Sit-down" comedy. Performers sit on a small mattress in front of an audience and act out stories with a comic style and structure. A performer plays the part of several characters in a single sketch. The stories reflect traditional concepts and values which nevertheless remain meaningful and entertaining today.

Rakugo actors apprentice for three or four years with a Rakugo Master. They usually live in the Master's house and do everything that the Master orders. They are not allowed to have any privacy and must learn everything following the Master. When the apprenticeship is completed, they are given their names as professional Rakugo performers by the Master. They take Master's family name and one syllable from his first name. A performer's name immediately signals his artistic lineage. There are only a few "families" of Rakugo performers, and there are only some five hundred Rakugo performers in the world.

Rakugo comedy is an excellent tool for introducing Japanese culture, society, and communication style to the outside world. I hope the audience will find the universal humor in Rakugo. Please enjoy the traditional Japanese performing arts!

RAKUGO in English USA Tour '98
Tour Producer Kimie Oshima

二人羽織の写真 ←[二人羽織の写真]California State Universityの劇場で、二人羽織。顔を出しているのは、桂かい枝。腕を演じているのは、桂あさ吉。なかなか息が合わず、合わないからちょっと面白い。
Program*

1. What is RAKUGO? 落語について Kimie Oshima
Musical Interlude お囃子 Hayashiya, Kazume, others
2. "Chili-tote-chin"「ちりとてちん」 Katsura, Kaishi
3. "Time-noodle"「時うどん」 Katsura, Asakichi
4. "Ninja"「忍者」 Shofukutei, Kakusho
Intermission 仲入り
5. Two-for-one 二人羽織 Shofukutei, Kakusho/ Katsura Kaishi
6. Tama-sudare 玉すだれ
* The program may vary by show

Tips

・お囃子(Ohayashi): Musical Interlude
・三味線 (Shamisen): The three-stringed lute-like instrument. There is no written music for the Shamisen; rather, music is conveyed by sound. Becoming a professional Shamisen player takes about ten years of training with a Master.
・ ちりとてちん (Chili-tote-chin): It is how the sound of Shamisen is expressed.
・ 時うどん (Toki Udon): Time-noodle
・ 忍者 (Ninja): The undercover guard and spy for a Shogun or a powerful personnel.
・ 二人羽織 (Ninin-baori): Two people perform on stage, acting as one; one person plays the arms and the other plays the head. They attempt to accurately match the motions with the monologue. We will ask the audience to join this performance.
・ 玉すだれ (Tama-sudare): Bamboo blinds are transformed into various shapes.

笑う客の写真 ←[笑う客の写真] ゲラゲラ笑うUniversity of Colorado at Boulderの観客。客層は広く、おじい様からお子様まで。しょっぱなから、こんなにうけるとは思わなかった。
いざ、アメリカへ いざ、アメリカへ いざ、アメリカへ いざ、アメリカへ
朝日新聞1998年10月19日月曜日
笑うてくれるやろか
いざ、アメリカへ―若手落語家の挑戦1−
旅立ち

 上方の若手落語家三人が、千葉県に住む若い女性に率いられ、十月初めにアメリカに旅立った。三味線方らも含め総勢七人。十日間の日程で三地区を回り、四つの大学で英語と日本語による落語やお囃子、寄席芸を披露する。女性が資金を集めて会場を確保、全員がノーギャラ、無料公演の企画に乗った。「絶対笑わせてやる」。自信の陰に不安も。さて、そのてんまつは―。
 九月下旬の午前、大阪・ミナミの吉本興業本社屋上サロン堂に同興業所属の落語家、笑福亭鶴笑、桂かい枝と、千葉県にある明海大学の英語非常勤講師、大島希巳江さん(二八)が集まった。米朝事務所所属の桂あさ吉と三味線の林家和女も加わった。
 大島さんは「英語落語アメリカツアー」の団長だ。米国での留学経験を生かし、アレンジした。母校のコロラド大学ボールダー校のほか、カリフォルニア州オークランドのホーリーネーム大、ロサンゼルスのカリフォルニア大ロス校、カリフォルニア州立大ロス校の四校で英語公演をし、最後のロス東京会では日本語で演じる。
―中略―
 十月三日、一行は関西空港を出発した。演目はまず大島さんが落語についてしゃべり、「時うどん」「ちりとてちん」「忍者」と続く。そしてあさ吉、かい枝らの「二人羽織」、鶴笑の「紙切り」、鶴笑、かい枝の「玉すだれ」で終わる。不安を抱きながらも、そこは落語家の一行。冗談を飛ばし合い、その道中の陽気なこと・・・通りの旅立ちとなった。

朝日新聞1998年10月20日火曜日
オチでも笑い パワー届いた
いざ、アメリカへ―若手落語家の挑戦2−
受けた!

 「ここがロス?大阪とちっとも気候が変わらん」「何ゆうてんの。まだ飛行機の中や」アメリカ到着はそんな会話から始まった。だが、目的地はまだ先だ。飛行機でロッキーを越え、二時間かけてコロラド州デンバーへ。空港で流暢な日本語をしゃべるベンジャミン・トンプキンスさん(二八)と裕美子さん(二七)夫妻の出迎えを受けた。「英語はしゃべれるの?」。どこから見てもアメリカ人のベンさんに、一行の一人がまたボケをかました。
―中略―
 団長の大島希巳江さんの「落語について」から笑い声が出る。次はお囃子(はやし)紹介だ。「太鼓の技、この習得には5年かかります」。大島さんが話すと桂かい枝が大太鼓、締め太鼓を打ち鳴らす。「笛、これは十年です」で桂あさ吉が笛を。「三味線、二十年です」で林家和女が三味線をかき鳴らす。そして「ほかの楽器すべては、三十年かかります」。笑福亭鶴笑が立ち上がり、鉦(かね)を一つだけ「チーン」。拍手と大爆笑が起こった。
―中略―
 二人羽織なども好評だ。終了後の感想は「陽気で楽しい」「ものすごく面白い」が続々。大阪暮らしの経験があるクリス・バウクさん(四二)は「落語がこんなに面白いとは知らなかった」。
 オークランド、ロサンゼルスでも称賛が続く。カリフォルニア大ロス校では「身近なことが、こんな面白いものになるとは」と学生のサブリナ・スタインさん(二一)。インドからという学生のスハ・ジョシさん(二七)は「無邪気な中身だけれど、それでいて面白い。どこの国の人も笑うか?うーん、私は面白かった」。
 英語落語公演の最後、カリフォルニア州立大ロス校では、最高の三百七十人が集まった。「今まで日本人に接する機会がなく、どんな人か分からなかった。きっと心の温かい親切な人たちだと思います」。心理療法士ロビン・ゴールドバーグさんはそう話した。

客入れの写真 ←[客入れの写真]大島の母校、University of Colorado at Boulderでの客入れの様子。アメリカ公演の第一弾なので、心臓バクバク。

質問を受けている写真 ←[質問を受けている写真]UCLAでの公演後、いろんな観客に質問攻めにあう大島。ちなみに、この人はアメリカ人でも落語家になれるのかどうか、を聞いてきた。どういうことだ。
朝日新聞1998年10月21日水曜日
公演成功 裏から支え
いざ、アメリカへ―若手落語家の挑戦3−
ボランティア

 費用が潤沢でない一行には、ボランティアの助けは大きい。−中略―
 一行の荷物はとにかく多い。太鼓二種類をはじめ、銅鑼や毛せんがある。上方落語独特のひざ隠し、演者の前に置く見台、座布団も持ち込んだ。さらに、それぞれの衣装に持ち物。レンタカー一台では収まりきれない人と荷物を、浅野さんたちが運んでくれた。 ―中略―
 三百七十人の聴衆があったカリフォルニア州立大ロス校での公演は、同校の人類学教授、エリオット・オリングさん、芸術文学部副学部長の安原恵利さんの協力が大きかった。
 オリング教授は、ツアー団長の大島希巳江さんと同じく、国際ユーモア学会の会員。会場提供や学生集めに奔走してくれた。安原さんは横浜出身で、五歳のころ両親とアメリカに渡った。日本文学を専攻し、東京の大学に留学した経験をもつ。
 「そのころ寄席を見た。一行がやってくると聞いて、あの笑いを翻訳できるのかと疑問に思っていた」と話す。「とにかくたくさん人を集めることだ」。安原さんらは日本語を学ぶ学生に呼びかけ、市内に出てはレストランやレコード店、本屋でビラを配った。
 結果は大成功だった。「アメリカの笑いには毒のあるものが多い。ところが、落語はクリーン、いい意味でのシンプルだった。それでいて沸かせた。子どもと一緒に見るのにもいい。日本人の別の姿を知ってもらえた。誇りに思ってます」。
 英語落語公演がすべて終わった。夜十時。安原さんは一時間の道のりをレンタカーでホテルに戻る一行を、最後まで見送ってくれた。

朝日新聞1998年10月22日木曜日
世界を笑わそ!「猛女」奮闘
いざ、アメリカへ―若手落語家の挑戦4−
仕掛け人

 「大島さんはアメリカの大学を卒業し、現在は大学で英語の講師をしながら、別の大学の博士課程でも勉強していらっしゃる、猛女といってもいい方です」最終公演は日本語による「LA寄席」。ロサンゼルスのダウンタウンにあるホテルでの「ロス東京会」の設立総会に招かれた。その冒頭、司会者がツアー団長の大島希巳江さんを、そう紹介したのだ。
 「猛女」いささか古い表現だが、この企画から実現までを振り返ると、彼女の存在はまさに猛女と呼ぶにふさわしいものだった。
―中略―
 日本の笑いを世界に知らせたいと、昨年七月、オクラホマで開かれた国際ユーモア学会に、笑福亭鶴笑と一緒に乗り込んだ。自ら落語について語り、鶴笑には字幕付きで日本語による「天狗裁き」を演じてもらった。「東京の落語家さんにも話したのですが、こんな企画に乗ってくれるのは、鶴笑さんだけだった」と振り返る。―中略―
 現地入りしても猛女ぶりを発揮する。舞台に上がるかたわら、一行のツアーコンダクター兼ガイド、現地での折衝、さらにレンタカーの運転手もこなした。
 運転手役がことに大変だった。ホテルから会場までの道を探し探し、時には一時間ほど走らねばならない。しかも車は十五人は乗れるバンだ。フリーウェーをガンガン走る車にまじっての走行もある。帰りは夜間走行。同乗者の方が肝をつぶした。―中略―
 二〇〇〇年三月には博士課程を修了する。「大学で教えていくことになるでしょうが、大学の先生は一般社会から遊離しがち。私は実社会と常につながりながら教える立場に立ちたい。このような企画をこれからも続けられたらと思ってます」。

朝日新聞1998年10月26日月曜日
笑いのツボおんなじや
いざ、アメリカへ―若手落語家の挑戦5−
自信

 「忍者のオチ、どうしても納得がいかん。日本から持ち込んできた、大モンスターも使うてみたいし」「二人羽織のオチもそうや。終わり方に迫力がない」
 朝十一時過ぎには必ず集まって、朝食兼昼食をとったが、話題は自然と前日の公演の反省や、新しい工夫のこととなった。
 笑福亭鶴笑が演じる「忍者」は、日本では村娘が登場するが、アメリカではこれを省き、シンプルにした。「分かりやすい。子ども向きでもある」と好評だったが、反応を見ながら気にかかるところは変えて演じた。―中略―
 玉すだれでは、日程の合間を縫って大急ぎで訪ねたサンフランシスコの名所フィッシャマンズ・ワーフやロサンゼルスのテーマパーク、ユニバーサル・スタジオを取り入れて笑わせた。「笑いのツボはどこに行ってもおんなじ。自分の夢である、人形落語で世界中の人を笑わせることに、ますます自信が持てた」と鶴笑はいう。かい枝も「アメリカの人を心底、笑わせたぜと、演じていて快感だった。英語落語で世界に飛び出したい」。
 お囃子(はやし)紹介や紙切りの伴奏などでも活躍し、普段の三倍以上、二十一曲も弾いたという三味線の林家和女も「お客さんが喜んでいるのが肌で感じられた」。日本語で演じたあさ吉は「違いもあるが、受けるところの共通点がいっぱいあった。大満足です」とそれぞれが公演成功を喜ぶ。―中略―
 ツアー団長の大島希巳江さんは「一時間半の興行だったが、アンケートではもっと長くてもよいという回答があった。本格的な落語を二席増やしても良かった。受け入れのしっかりしたところができれば、またやれる」と自信を深めている。今後も続けていくには、現地のしっかりした支援を確保することが必要だ。
米公演朝日新聞11月19日 米公演朝日新聞11月19日 桂あさ吉・時うどんの写真
 日本の伝統話芸、落語を国際化したいと、明海大学(千葉県浦安市)英語非常勤講師の大島希巳江さん(二七)が上方落語の若手と組み、来夏、アメリカの大学を巡る英語落語の公演ツアーを計画している。資金集めなど準備を進めており、読売テレビ(大阪)が番組化を前提に支援する予定だ。
 大島さんは高校、大学時代にアメリカに留学した。今夏、オクラホマ州立大学であった国際ユーモア学会で、上方落語の笑福亭鶴笑(かくしょう)(三七)に、字幕スーパー付きで古典落語を演じてもらったところ好評だった。
 大島さんはアメリカには劇場を持つ大学が多く、公演場所が確保しやすいことから、ツアーの企画をたてた。鶴笑のほか、夫人がカナダ人の林家うさぎ(三十)ら上方落語の若手が賛同。落語家自身が英語で演じる落語にするため、大島さんが訳した台本をもとにけいこをしている。出発までに大阪で英語落語の会を開き、デモンストレーションをするという。
 英語落語の海外公演は、桂枝雀らが十年余り前から始めている。
読売テレビの有川寛プロデューサーは「若い女性をリーダーに、若手が落語の国際化に奮闘する、その過程と遠征の模様を伝えたい」と話す。―以下略―

お囃子紹介本番の写真 ←[お囃子紹介本番の写真]お囃子紹介の本番。本番ではちゃんとできる。左から桂かい枝(太鼓)、桂あさ吉(笛)、林家和女(三味線)、笑福亭鶴笑(かね)。
米公演KANSAI WINDOW 米公演KANSAI WINDOW
OSAKA-A group of ambitious Rakugo comic story tellers are planning to attempt to demonstrate Japan's unique sense of humor in the United States. The four Rakugoka will set out on a U.S. tour this autumn, which will se them performing in English at Stanford University and several other prestigious colleges throughout the country.
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"I want to demonstrate (to Americans) that Japanese people can be omoroide (fun)," added group member Kakusho Shofukutei, 37, in a heavy Osaka accent. The U.S. tour was inspired by the success of Kakusho's rakugo performance at an International Society for Humor Studies (ISHS) conference in Oklahoma last July. The society has thousands of members worldwide.
For that performance, Kakusho spoke in Japanese. But there were English subtitles and "a lot of exaggerated gestures," he said. "At first, there was a time lag before the audience laughed at my gags because they had to read the English subtitles first," he said. "But after a while, I found they were laughing at the right times. So I thought, 'Wow, Rakugo can immediately cross national borders.'" "This time, it's more challenging because we'll perform in English," he added.
Kimie Oshima, a researcher of ethnic humor and member of the humor society, came up with the idea of her friend Kakusho performing a rakugo story at the Oklahoma conference.
Oshima is also the driving force behind the planned rakugo U.S. tour in October. Oshima, 27, majored in intercultural communications at the University of Colorado and at Aoyama Gakuin University's graduate school. She forcuses on the idea that humor and laughter are the most effective tools for cross-cultura communications.

リハーサルの写真 ←[リハーサルの写真] 同じくHoly Names Collegeでお囃子紹介のリハーサルをする。みんな、個人芸の落語家たちだから、みんなで何かやるとなると、まとまりがない。
"I've attended ISHS conferences twice to give presentations on humor in cross-cultural communications," she said. "On these occasions, I felt there was a bias that Japanese have no sense of humor." "I want to fend off that bias. I also want to demonstrate Japnese rakugo's rare narrative style where one performer portrays various characters of both sexes." she said.
Once it was decided which rakugo stories will be performed on the U.S. tour, Oshima said she will translate these pieces into English while trying to maintain their original Japanese rhythm. The two youngest rakugo storytellers in the group, Kaishi Katsura, 28, and Usagi Hayashiya, 30, are similarly enthusiastic.
Bold attempt
"I like English. I even once dreamed of becoming an interpreter," said Kaishi, whose avant-garde cropped hairstyle ensures he looks quite unlike a typical rakugo storyteller. "I've only recently finished my apprenticeship, so some people may criticize me for making such a bold attempt to perform in English before my rakugo storytelling skills in Japanese. But I do want to give it a try as part of my search for my identity as a rakugoka," he said.
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At this point, the group plans to visit several U.S. universityeis, including the University of California at Berkeley, California State University and the University of California at Los Angeles. As part of rehearsals for the tour, the group will perform rakugo in English in Osaka in July. Oshia said funding is still the most serious problem facing the U.S. project, but her group expects to win financial support from business associations, including the Association for Corporate Support of the Arts. If things go well it will be one of the biggest international steps forward for rakugo since veteran comic Shijaku Katsura pioneered performing the traditional comedy in English a decade ago.

笑福亭鶴笑・パペット落語の写真 ←[笑福亭鶴笑・パペット落語の写真]笑福亭鶴笑のパペット落語「忍者」at California State University。絶対にはずさない、このネタ。子どもの心もガッチリつかむ。楽屋そでの心もガッチリつかむ。
English-Rakugo
Copyright 2002 Kimie Oshima